最近の家族の生活スタイルを考えると、いわゆる｢家族の団欒(だんらん)｣はリビングではないご家庭も多いと思います。
昔はテレビがあるリビングで一緒に鑑賞したり談笑したりしていましたが、最近は各々がスマホやタブレットで好きな動画を異なる空間で観ることも多いのではないでしょうか。
しかしそんなご家庭も食事の時は家族みんなが揃い同じ時間を過ごすことが多いと聞きます。
注文住宅は自分の生活スタイルに合わせて計画が出来るのが醍醐味です。｢リビング中心｣ではなくて｢食卓テーブル中心｣の間取りだって良いのです。
まず食卓テーブル空間を家の中心に置き、それから連続する他の空間を配置し、生活のイメージを深めていく。
まず朝食時に家族が顔を合わせ今日1日の行動を伝え合い、夕食の前·中·後をテーブルを囲んで団欒する。テーブルを｢家族が触れ合うアイテム｣とする訳です。
そうなると、その時間を共に過ごすテーブルは触り心地と居心地、愛着が湧くものにしたいものです。
テーブルを選ぶのも家づくりの肝の一つになることもあるのです。
